以前このブログでもちらっと紹介した「DUMANG DK6」。
今回AliExpressで購入できたので紹介していこうと思います。
おさらい
DUMANG DK6とは何か、まずはおさらいしておきましょう。
詳細は下記記事の参考サイトへ。
端的に説明すると、キー1つ1つが自由にレイアウトできるカスタマイズ性MAXのヤバいキーボードです。
購入~到着
購入の決め手はポーリングレート1000というゲーミング仕様、そしてキーレイアウトが自由といったまさにDJMAXに最適そうなキーボードだったから。
購入を決意し、注文を行ったのが1/8(水)の18時頃。
そして到着したのが1/14(火)の朝9時ちょい過ぎ。
出社前の準備している時に到着してくれたのでタイミングよく受け取り出来た。
それにしてももう少し時間がかかると思っていたので想定外の早さにちょっと感動しました。
指定配達方法はEMSを選択。
到着予定では9-17daysだったのが実際には6日で到着。
Tracking可能になるのが5-10daysでしたが、Trackingできたのは到着した後になってからでした。
中国通販あるあるだとは思いますが、Trackingできない中到着するのはそれはそれでちょっと不安よね。
でもまぁ早いに越したことはないのでありがたい。
価格は送料込みで$340.52、当時のレートで38,472円でした。
開封
到着したのはベコベコになった箱。
実際にはこれの外側を真っ黒なビニールが覆っていた。
見た目的にはすごく怪しい。
段ボールの中にはアタッシュケース的なものが入っていた。
ちなみにこれはキーボードケースです。
公式でケース付きはありがたい。
開くとこんな感じ。
最初上下間違えて裏から開けてしまいました。
キーボードの他、付け替え用キーキャップ、キーキャップとスイッチの引き抜き工具、消しゴム、キーボード拭き、ケーブル、乾燥剤が入っていました。
ケーブルはType-Cです。
開封時のデフォルト配置です。
綺麗に並べられています。
右側のアスタリスクキーはDeleteが割り当てられていました。
UHKとのサイズ比較です。
横にだいぶ広いです。
とりあえず通常キーボード配列+ファンクションキーを並べてみました。
(右の下側がさみしい感じですが)
打ち心地としてはまぁ普通の赤軸キーボードって感じです。
暗がりでも怪しく光ります。
LEDカラーは設定ソフトで自由に変更できます。
キー配置について
キー配置作業、結構楽しいです。
簡単なプラモデルを組み立てているような、もしくはレゴブロックのようなもので遊んでいるような、そんな感覚。
キーと底盤だけじゃなく、隣り合うキー同士(上下左右)でも弱い磁力でくっつきますが底盤の磁力がやたら強いのでキー同士で引っ張り合ってズレるということは無さそうです。
Shiftキーなどの横長キーなどは、台座となるスイッチより幅があるため、スイッチ同士をくっつけ過ぎると隣のキーキャップ同士が干渉して擦れるのでちょっと注意が必要です。
送られてきたままの状態でキーチェックしたときにShiftキーなどに弱いクリック感があったので、一部キーが茶軸などのタクタイル系なのかと思ったら、ただ干渉していただけでした。
欠点
カスタマイズ性MAXで最強に思えるDUMANGですが、個人的に致命的と思える欠点が2つ程あります。
(UHK使ってる場合には3つ)
①Fnキーがもう片方のキーボードに対して干渉できない
KoolertronやUHKは、左のFnキーを押しても右のFn機能が使えたり、その逆ができたりしますが、DUMANGは左右のキーボードがそれぞれ単体で独立したキーボードのため、左でFnキーを押しながら右のFnレイヤーを使う、みたいなことができません。
そのため左右どちらにもFnキーが必要になり、かつ右のレイヤー機能は右のFn、左のレイヤー機能は左のFnでしか扱えません。
これはDUMANGが左右分離という設計ではなく、完全に独立したボードを2枚使っているという扱いだからでしょうか。
②USキーボードにないキーの設定が一切できない
DUMANGの設定アプリで各キーの入力文字を設定することができますが、そこで設定できるのが完全にUS配列のキー(+αでボリュームなどのメディアキー)だけになっています。
そのため、Windowsの設定が日本語キーボードのままだと、アンダーバー(アンダースコア)などの一部キー入力ができません。
KoolertronやUHKには自分でキーコードを入力できる機能があったり、グローバルキーといったUS配列以外のキーコードを入力できるようにする手段が用意されていましたが、DUMANGにはありません。
マクロ機能が使えるので、マクロの記録モードを使って別の日本語キーボードでの入力による設定を試みましたが、なんと日本語キーボードのアンダーバー(ひらがなの"ろ"のキー)のキーコードは、DUMANGの設定アプリのLayer2として設定されているらしく、どう足掻いても設定できませんでした。
こういう系のキーボードを使っていながら日本語配列設定のままの私がおかしいだけかもしれませんが、DUMANGを使うにはOSの設定でUS配列にしないといけません。
③UHKと同時に使用するとUHKのキー入力が利かなくなる
理由は分かりませんが、UHKを接続した状態から、DUMANGを2つ接続すると、UHKのキーが一切利かなくなります。
DUMANGを1つだけ接続した場合は大丈夫なのですが、なぜか2つ接続するとUHKが反応しなくなります。
DUMANGを接続した状態で、後からUHKを接続すると大丈夫っぽいです。
謎。
ちなみに同じく接続しているELECOMのワイヤレスキーボードは特にそういった問題が起きないので恐らくUHKとの相性の問題です。
本当に謎。
まとめ
まだまだ開発段階ということでちょっとだけ残念な点もありますが、キーレイアウトが自由自在に変えられるキーボードは画期的で素晴らしいですね。
今後の開発にも期待です。
購入目的も、プログラミング用途ではなくゲーム用途だったので、そちらに限定して使用していこうと思います。
ただプログラミングに使えないとなると、もう少し安いDUMANG Miniで良かったかなとは思います。