一周回って基本的な形のエルゴノミクスマウスを当たってみることにしました。
サンワサプライの400-MA127というマウスです。
■ 購入理由
マウスを色々と試した結果、一周回って初めて使ったエルゴノミクスマウスのような、縦持ちに近いマウスを試したかったというのがあります。
またなぜ400-MA127にしたかというと、無線、USB充電式、静音という結構良さそうなマウスだったから。
■ 所感
全体的に
性能的には良いマウスだと思います。
- サイズは中くらい
- ラバー部分がすべすべで気持ち良い
- ホイールがなめらか
- クリック音が静か(ホイールはカチカチ鳴る)
- DPI変更もできる
- センサーにBLUE LED採用
ホイールのチルトこそないものの、全体的に見ると良くできたマウスだなと感じました。
ただし、持ち方に難あり(後述)。
リフトオフディスタンス
このマウスを操作した感じからも、他のマウスのレビューから見ても、どうやらサンワサプライのマウスはリフトオフディスタンス(持ち上げた時にカーソルが反応しなくなる距離)が長い傾向にあるようです。
このマウスも例にもれず、他のマウスと同じ感覚で持ち上げ操作をすると、持ち上げたにも関わらずカーソルがついてきてしまいもどかしくなります。
形状とカーソルの移動方向について
エルゴノミクス形状ではありますが、ちょっとした罠があります。
マウスを動かしたときのカーソルの移動方向は、親指部分の出っ張りに大体沿うような方向なのですが、この向きに合わせて手を添えると、手首から先が外側にひねる形になり、非常に負担がかかります。
マウスの先を少し内側にして手を添えるといい感じになるのですが、その状態でマウスを動かすと、横方向に移動させたいのにマウスの軸とはずれているために、カーソルは斜め方向に移動してしまうということになります。
■ まとめ
リフトオフディスタンスのイライラ度と軸のおかしさから個人的には使えませんでした。
それ以外の部分はいい感じなんですが…